6/26/Mon

社長からの手紙【原点】

とある業界の方と話していると、常に「原理 原則」「物事の本質」「原点に帰る」お話をされます。

「原点に帰る」について書きます。私たちの原点は理念である「関わる人を幸せにする会社」を目指す事です。

働く従業員、その家族。お客様。取引先の方々。

皆の協力があってやっと1店舗のお店をすることが出来ます。

 

スタッフが笑顔で、お客様が喜んでくれれば自然とお店は繁盛します。

だから今でも、お店がうまくいかないと「お客様の 笑顔の為になってないんじゃないかとお店を見直すのです。

皆は白米が好き?白米が美味しくないと、定食も丼も焼肉も美味しくないよね。
皆はパンが好き?パン自体が本当に美味しくないと、何を挟んでもやっぱりダメだよね。

当たり前のような話かもしれないけどドキッとしました。

売れないといけない。儲かっていないといけない。経営者をやっているといつしか本質を見 てるつもりがバランスを崩してしまう。その時に「原点に帰らなきゃ」と思ったのです。

 

飲食店で、料理が美味しくない。高い。思ったのと違った。

もちろん、昔と今は違います。

仕入れも上がり、電気代、税金、社会保険料など様々な物が値上がりしてます。

安くて美味しい食材はほとんど高価なものになってしまっている現実もあります。

また、コロナもあり売り上げが安定しない3年間、シフトを削ったり、スタッフに無理をさせているんじゃないか。

従業員は本当に笑顔で働いているのかな。

経緯削減を大義名分にして誰かが笑顔を失なってるんじゃないかな。

それに縛られて、本質を見失っているんじゃないかな。

僕は一体何をしていたのだろう?恥ずかしくなりました。

 

当たり前の話ですが「海鮮居酒屋で、海鮮が美味しいのは当たり前です。ピザ屋さんでピザが美味しいのは当たり前です。チーズ屋さんでチーズが美味しいのは当たり前です。」

どの料理もいい状態で、お客様に美味しく食べて頂こう。

そんな気持ちでメニューを作りました。価格を決めました。

従業員が笑顔で、良いお店だったね。いいスタッフさんがいたね!また来たいね!

そんな始めた時の純粋な気持ちである「原点」に常に帰らないと いけないんだと思いました。私は最近は新店のヘルプ位しかお店に出る事はなくなってしまいましたが、心はみんなと共に、 お客様の笑顔の為にお店作りをしていきたいと思います。

いつもありがとう。

2023年6月25日 織田 裕貴