1/22/Mon

妄想力

皆さん 新年あけましておめでとうございます。

と言いつつも、早いもので今日は1月22日です。

年始から世の中では悲しい事が起き、辛い思いをした人もいたかもしれません。

関西地区はほとんど影響がなかったにせよ、友達、親族、大切な人が巻き込まれてしまっている方は、辛い年始だったと思います。

今私たちに出来る事は、助けに行く事ではなく(いく事で迷惑をかけてしまう)、商業で支援する事だと考えてます。

仕入れができるようになれば、その地域の産物を仕入れたり、買ったり、少しでも売上を伸ばし、たくさんの税金を払う。それが国からの支援となる。

これらが結果的に、被災者への支援となればよいなと思います。

前置きは長くなりましたが、今回は「妄想力」です。

前回のフォーラムでも少し話しましたが、この「妄想力」は本の名前です。

著者は田中安人さんという方です。

プロフィールは

・㈱grid 代表取締役

・吉野家 CMO(Chief Marketing Officer)

です。

みなさん 吉野家やはなまるうどんはご存じですか?

前回皆さんに聞いたときは99%の人がしっていました。

すごくないですか?
誰でもしっているお店 ブランドって。

では少し切り口を変えて、なぜ皆がしっているのか?

その答えの一つの側面がこの本には書かれています。

ではそれは何か。

この本においては「マーケティング」です。

では「マーケティング」とは何か。

この議題は奥が深すぎるので、多くは触れませんが、

少しだけ触れます。

はなまるうどん みなさんご存じですね?

このお店が1つの企画でやった

「ダイオウイカ丸ごと天ぷら」これについて触れたいと思います。

この田中さんは吉野家の現在もマーケティング最高責任者です。

このマーケティング責任者は、広告や、ブランディングにより、お店の業績を上げる事、また、価値を顧客に届けるなどを主な目的としています。(解釈はたくさんあるので1つの意見として参考に)

ではこのダイオウイカ天はどのようにしてできたのか。

まずこの年の年初に世界で初めてダイオウイカがこの世で発見された年でした。

その興奮冷めやらぬタイミングで、しかもエイプリルフールにこのような写真付きで、

世の中にリリースしました。

はじめはこの天ぷらをやるのに そんなのだめだ など酷評をもらい、

社長などに3回くらい NO を言われたそうです。

ですが、マーケティングチームは諦めないで、何度も提案をして予算0円笑
でやる事になったそうです。

開発チームは皆本気で、ページのコードにも仕掛けをしたり、細かい見えない工夫もたくさんしかけたりと、HPにUPするまでにこのダイオウイカ天を本気で世の中に広めようとしてました。

そして予算0円ながら、リリース当日には様々なメディア、人がこれを面白がり、

WEBの世界に拡散され、この日の売り上げは数倍だったそうです。

また、これにより大きな認知が世の中に広まり、吉野家のグループは毎年エイプリルフールに何かやるぞ!今年は何やるんだ!

とブランド認知が広まったそうです。

はなまるうどん初めて聞いた!なにそこ?ダイオウイカ天?おもしろそう!
今度行ってみよう!

となり、大きな経済効果をもたらしたそうです。

はなまるうどんを ほとんどの人が知っているのはこの田中さんのおかげ!

と言っても過言ではないかもしれません。

手短に書きましたが、この件もそうですが、物事の本質は

「本気でやる やり切る」

この本質だと思います。

そしてそれをやり切るために「妄想力」が必要なのではないかと。

・「想像」「想定」などは手が届く範囲の言葉

・「夢想」「空想」はありもしないファンタジーなどの言葉

・「妄想」これはこうなったらいいな など現実の範囲で届かなそうなちょっとした世界観

こんな感じだと思います。

つまりこの「妄想力」とは本気で取り組めば届く!!

そういう事なんだと思います。

私も㈱THANをやりだしたころは、手の届きそうな、少しだけ頑張れば届きそうな

そんな「想像」の範囲でしか物事を考えていませんでした。

より良い未来を考えるのは簡単なようで難しいです。

私は社長として今は「飲食業界」におりますが。現在は本社で「マーケティング」「広報・PR」「教育・採用」この事業にも積極席に取り組んでいます。

そんなトータルカンパニーを目指す「妄想」を始めました。

簡単にはできません。それとなくではできません。

ですが。やり切る力とそのための妄想が出来れば、きっと実現すると考えてます。

なんでもやり切る事が大事です。

アルバイトさんであれば、

・学業

・遊び

・アルバイト

これらを後悔なくやり切って、大切な学生生活を後悔ないものにしていきましょうね!

2024年1月 織田裕貴