10/23/Mon

社長からの手紙【やり切り力】

皆さんこんにちは。10月になり涼しくなってきましたね。

そろそろ鍋が恋しくなる時期で、うちの店舗でもおでんや鍋メニューが続々登場中です。

よかった足を運んで見てくださいね。

 

さて早速ですが、「やり切り力」とは何だと思いますか?

 

ローマは一日にして成らず(Rome was not built in a day)

この言葉、知ってますか?

「なんの苦労もなく、要所だけをかいつまんで素晴らしいものを作るだなんて、不可能なことだよ。ローマは一日にして成らずというように、素晴らしいものがそんなに簡単に作れるはずがないのだから。」

色々解釈はありますが、我々は飲食業を営む身として、毎日決めたメニューを決めたレシピで提供し、元気な笑顔と、声でお客様のテーブルに

のはずですが、皆さん、本当にできてますか??

毎日の営業の中で、継続してやり切る というのが意外と難しいんです。

 

最近ACCENTというお店がOPENしました。SNSでも非常に人気のお店です。

お客様はSNSで見た料理を食べてみたくて、写真を撮ってみたくてお越しになります。

この時大事なのが、写真の商品を写真の通りに提供できている。という事なんです。

 

例えば、ディズニーランドに行って、ミッキーがいなかったらどう思いますか?

スタッフが接客が素晴らしくて、ホスピタリティ溢れるのがディズニーランドです。

そのはずが、笑顔がなくて接客が雑だったら、、、写真ではミッキーとミニーが楽しそうに映っている写真があったのに、いざ行ってみたら、キャラクター誰もいなくて。。。

それらを楽しみに行ったのに、そうではなかったら、なんか嫌な思い出ですよね。

飲食店も大なり小なり一緒なんです。

 

お客様はWEBや、SNSで見つけた写真や、言葉、スタッフを求めてご来店なされます。

それがいざ来てみたら、全然違ったり、しょぼかったり、スタッフが雑だったら、すごく残念で、二度と行きたくなりますよね。

スタッフは毎日の事なので、忙しくて雑になってしまったり、おすすめ商品が品切れだったり、盛り付けが勝手に変更されてしまっていたり。現場では十分に起こりうる問題です。

忙しさにやられて、これでいいや!!今感じでいいでしょ!!

って正解ではない提供をしてしまう事が起きがちです。疲れて笑顔ないじゃん!って事も起きがちです。そんな時、大事なのがこの「やり切り力」です。

 

全スタッフが妥協なく、忙しくても、どんな時でもお客様目線で、正しい商品を提供する、キッチンスタッフが綺麗で美味し料理を作り、ホールスタッフが笑顔で提供する。

 

これをやり切る事ができたら、必然と繁盛店への道への第一日になるでしょう。

「繁盛店は一日にして成らず」皆の力で最高のお店を作りましょう!!

 

2023年10月 織田裕貴